アジサシの挑戦記

挑戦を諦めない崖っぷち学生のブログ。

20話 私たちの世代を取り巻く未来について(主観)

 

こんにちは。アジサシです。
前回のお話(19話)の続きです。

※またしても今回の話とこの写真は関係ありません。f:id:Ace_Tern:20200319003505j:plain

前回は、今の私たちの就活状況と、かつての就活状況が全く異なっている事をやんわりと書き綴りました。そして、就職氷河期を勝ち抜き、見事安泰と言われてきた大手に就職された方々が、今になって大幅なリストラの憂き目に遭っている事も、センシティブな内容ながら書き綴りました。
今回はこの話の続きです。あくまでも日記及び挑戦記の範疇を超えません。「このブロガーはこのように思っているのだな」程度で構えてご覧になってください。

さて、話を元に戻すとしよう。今の私たち21卒~23卒の現状を!

17~20卒は、全体的に売り手市場となっていた。中にはバブル以上の景気とまで叫んでた記事もあったな・・・。そして企業側も自社で育てようというような風潮が色濃くなっていた。21卒はというと、東京オリンピック後の不景気が気がかりではあるものの、まだ安泰の世代だと言われていた。だから「ここで落ちてもどこかで拾ってくれるよ」という安心感が漂っていた。22卒になるとさすがに危機感を感じてしまうという感覚だろうか。

しかし、そこに中国から刺客が現れる。「新型コロナウイルス」だ。
未知なるウイルスが世界中に散らばった事により、数千(いや、1万は超えるのではないか?)もの死者を出し、世界各地に多大な被害をもたらした。経済は停滞し、米株価はリーマンショック以上に大きな値下がりを見せ、フランスやイタリアをはじめとする欧州では厳戒態勢が敷かれた。日本においては、15話にもあるように航空会社のサービスが制限されたり、就活の面では合同企業説明会が相次いで中止となるなど、混乱は収まる気配がない。

それだけではない。コロナウイルスによる20卒の内定取り消し、21卒の募集停止も問題として取り上げられた。もしかしたら新卒で入社しようとした企業がコロナウイルスによって倒産したというところがあっても何らおかしくは無い。巷では21卒は「就職氷河期」と呼ばれるようになった。自社で育てるのではなく、なるべく即戦力になるようなステータスが必要になった。
売り手市場から、完全な買い手市場になってしまったのである。人手不足であるのは事実であり、かつ売り手市場ではなくなったのも事実である。そして早期選考で既に内定を勝ち取った就活生は、長期的な目線で見ると非常に危険な綱渡りをしてしまっていることが分かる。たしかにそのようになったデータは表だって存在しない。何のデータを引っ張り出せば良いのかも正直分からない。なぜなら、これが後々にジャブのような形で効いてくるのは15年後あたりだろうから・・・。

アジサシは何が言いたいのだろうか。

一言で簡潔させよう。
周囲を圧倒させる市場価値を持って社会人になれ!!という事だ。
就活無い内定であり、かつ院に進学しようとしている私からの、すなわちだめ人間からの「忠告」である!

そして何のスキルも無いまま、会社の言われたとおりにスキルや経験を積んでみるとどうなるのか・・・。
そう、今苦しんでいる大規模なリストラに私たちが直面するのだ。

少しだらだらと主観を書き残そう。恥ずかしい事を書いたと後のアジサシは思うんだろうな・・・笑

聞けば今の子供たちは学生を上回る豊富な知識を持つ者が増え、その天才に積極投資しようとする企業がいるではないか。しかも、政府は今後「プログラミング」を学校教育で義務かすると言い出しているでは無いか。プログラミングスキルが今後普及し、できて当たり前になる時代が到来しようとしている。今でこそ2~3年かけて必死に作り上げられていると言われている「AI」も、この世代になると「すぐにできて、安価かつ迅速に作ることができる」なんてことになってもおかしくは無いのだ。

するとどうなる?頭のいい、かつ少子高齢化で人数も少ない優秀な子供たちに、「若手に幅広い裁量権を」ということで仕事を奪われ、私たちは即、リストラだ。そして私たちには何が残されている?コンビニ店員も、掃除も、単純作業のほとんど、いや、AIに代用可能な仕事はほとんど回ってこない。働く環境すらもない、という状況に立たされるのだ。
もし幸運にもAIなどの先進的技術(いや、未来ではもはや先進的とは言わんかもな)が行き届いていない地域で仕事が見つかったとしよう。一人で何とか節約してご飯程度なら食っていけるだろうが、休暇のきの字もなく、違法労働を我慢して受け入れ、家族と安定した生活が送れるなんて話が夢物語で終わり、そして孤独に天寿を全うする・・・。誰にも看取られること無く・・・。
少なくとも私は幸せだとは感じないが、幸せの基準は人それぞれであるから、これで幸せという方もいらっしゃるのは当然であると私は考える。だが、できればもう少し「贅沢に」生きていたいなぁ、って思ってしまう。

だから私は、天才を凌ぐ圧倒的な市場価値を武装して社会人になる!そう決めたのだ。
むしろ内定が0だったのはある意味幸運だったかもしれない。

これはふざけていっているのでは無い。本気で私がそう思っているのだ。
このブログに対してご覧になっているお客様がどのように感じるかは、お客様次第です。
しかし、ここまで辛辣に悲観的に未来を書き綴ってばかりでは面白くない。
では今日の一言

私は鉄道業界志望ですが、これだけは神社に願掛けしたいレベルで言いたい!
「どうかスターフライヤーだけは無くならないで」
続く。