アジサシの挑戦記

挑戦を諦めない崖っぷち学生のブログ。

23話 回り道(鉄道に乗る際に自分でできるコロナ対策)

今日という今日は私は大学の本屋ではなく、大阪梅田にある大きな本屋さんへ行くことにした。

そこに行けば私が求めている本は何でも揃っているからだ。

 

しかし!新型コロナウィルスが流行っている今、何も考えずにJRの新快速電車や、阪急電車京阪電車の特急などに乗れば、乗客もそこそこおり、ウィルスにかかるリスクと言うものは結構高い。

そこで私は、やむを得ず移動する場合であっても、コロナウィルスにかかりにくい列車をなるたけ多く選ぶようにした。では、どのような列車がコロナウィルスにかかりにくい列車と言えるのだろうか。

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ここでは阪急電車京都線、大阪梅田駅出発京都河原町方面着の例を見ていこうと思う。

私は、京都線阪急電車の中でコロナウィルスにかかりにくい電車といえば、快速特急快速特急A、準急で運用されている電車だと考える。それぞれ以下に理由を述べていきたい。

 

まずは快速特急、および快速特急Aについて述べていく。

今私が電車に乗車した日は、土曜日だった。土曜休日ダイヤの時は、阪急電車は特急が出発する2分後あたりに、1時間に1本のペースで快速特急、または快速特急Aが出発する。

これらの電車は、特急列車追い抜くことなく、むしろ特急列車よりも1 〜2分ほど多い所要時間で京都河原町と大阪梅田を結ぶ。むしろ速達性では特急のほうが便利なのだ。だがこの速達性で劣ることがむしろ利点となり、乗ってくる乗客がそこまで多くはない。去年はインバウンド需要もあってか、外国の方が多く乗っていたが、今となっては特急よりもガラアキである。仕方がない。

そして停車駅が少ない。大阪梅田を出発した快速特急は、十三(じゅうそう)、淡路、桂、烏丸、京都河原町の順に停車する。特急よりも非常に停車駅が少ないのだ。更に停車駅の少ない快速特急Aは、十三では運転停車(通過扱い)するため、実質的に途中の停車駅の中で乗り降りのある駅は、淡路と桂と烏丸だけである。

乗り降りする乗客が多ければ多いほど、感染リスクは高まる。もしも感染に気がついてない感染者が停車駅ごとに2度も3度も入れ替わって入ってきてしまったらどうだろう。

当然私たちも気づきようがないので手を打つ暇なく感染してしまうだろう。

 

したがって、インバウンドが少ない今だからこそ、停車駅が少なく、速達性も悪くはなく、いい意味でよくはない快速特急A「京とれいん」と快速特急「京とれいん雅洛」が、数ある関西都市圏の列車の中ではかなり安全だといえる。

あと、座席がとても快適すぎて寝過ごしそう…。

 

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次に、準急について述べていく。

準急は梅田からは十三、南方、淡路、上新庄南茨木茨木市高槻市から終点までの各駅に停車する。例外こそあれ、原則として普段は高槻市と桂で特急との接続を行なっている。先ほど述べた2種別よりは安全かと言われるとそうではないが、この種別も比較的安全だといえる。

また、準急は、梅田や十三、淡路から乗車する方が非常に多く、上新庄南茨木などで降りたり、高槻市で特急に乗り換える客が多い。そのため車内の混み具合が一時的である場合が多く、そのピークさえ超えれば人が誰もいなくなるほど下の写真のようにガラアキになることがある。所要時間も極端に特急と開いている訳でもない。

 

※もっとも、本当に急ぎの用事がある場合は、大阪メトロで新大阪まで向かい、そこから新幹線で京都まで向かうか、サンダーバードスーパーはくと、ひだやくろしお(新大阪乗車)、はるか(新大阪乗車)などで向かうべきだと思う。

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換気もよく、人もいない。コロナに対するリスクが非常に低く、安全といえる。

 

しかし、気をつけたいのが桂〜河原町間である。西院で降りる客が多いため、桂〜西院間は特急よりも混むことが多い。烏丸や河原町で降りたほうが家に近い場合は、梅田〜桂まで準急に乗車し、桂〜烏丸・河原町間は特急に乗るとより感染リスクを減らすことができるためおすすめできる乗り方といえる。

 

以上、コロナウイルスに感染しにくい列車種別の紹介記事になってしまったな…。

いずれにせよ、交通機関に乗らな、ということでは決してなく、止むを得ず外出をする際は、このようになるべくリスクの少ない乗り方を模索してみてはいかがだろうか、ということが言いたかったのである。

 

こうして無事に本を買い帰宅したアジサシはほっとしながら熱いコーヒーを飲み、勉強に向かったのであった。ほっとなだけに。ほっ…!