アジサシの挑戦記

挑戦を諦めない崖っぷち学生のブログ。

81話 「風俗」の由来(not18禁)

YO!!私は世界を飛び回るキョクアジサシの化身!!

海外のかの字すら出ていない、井の中の蛙に捕食されるアジサシだぜ!!

 

・・・今日は寝過ぎてそのようなノリになっているのでご容赦を。

 

はじめに

さて、そんなアジサシが今日書くのは、風俗に関する話。

しかし、18禁なことを書くのかというとそのようなつもりは一切無く、本稿ではそう第一印象で捉えられやすい「風俗」という言葉の由来についてちょっと検討してみたいと思う。

 

注意:老若男女関係なく読むことのできる記事にしているつもりなので、何かよからぬ事を考える方にとっては、興ざめな記事となっているに違いない。そのような表現も写真・動画も持ち合わせていないので、ブラウザバックを推奨する。申し訳ないが私はアダルトの分野に関しては当ブログの範囲外なのよ・・・。

 

 

そもそも風俗とはどういう意味か?

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風俗と聞くと、奥様をはじめ多くの女性の方の表情が般若になるのは、容易に想像できる。特に仕事と家庭に忙殺されかかっているそこのサラリーマンの先輩!!家に着いたら風俗店の何かしらのカードとかが掘り出されていて、玄関にて鬼嫁が立っていた・・・なんて経験はございませんか?笑笑

 

風俗という本来の意味は、倉持保男他「新明解国語辞典第七版」(三省堂、2012年)で引いてみると、

「その地域(時代)を特徴づける、衣食住のしかたや、一定の行事。」

「風紀」

「『風俗営業』の略」

と書いてある。

 

ちなみに風俗営業とは、同辞書によれば、「待合・飲み屋・キャバレー・ダンスホール・ビリヤード・ぱちんこ・マージャン屋など客に遊興させたり、射幸心をそそる遊戯をさせる営業。」と書いてある。

そして風俗小説は、「作者の批判精神や思想が作品に反映しておらず、単にその時代にいきる人たちの生態を描き出すことに重点がある小説。(狭義では、近代文学のそれをさす。)」と書かれている。

 

そう、風俗とはもともと鬼嫁が旦那を家から叩き出すようないかがわしい表現ではなく、人々の生活のありのままを描いたものや、風紀の意味を持っていたのである。

 

もっとも、私は文学者ではないため、専門的な知識はほとんどない。より知りたい方は本屋にて文学者や学芸員など、専門知識の豊富な方が執筆された本を購入されることおすすめする。

 

人々がその時代に生きた証としての風俗

風俗画と打って画像を検索してみてほしい。

そこに広がるのは浮世絵だったり、絵画だったりと、当時の時代で生きた人々の生活が描写されている絵が出てくるだろう。

歴史や芸術という分野では、このように風俗が重要な資料の一つとなることがある。

 

それだけではない。

このように健全な、といったら語弊が出るものの、風俗に触れることで歴史をふりかえり、次の未来に活かすための糧を見つけたり、何かイノベーションが起きるのではないか、と私は考えている。

 

当時の時代を生きる人々が遺してくれた数々の風俗。それを理解し、触れることで彼らが行っていた現代にはない「成功」と「失敗」「教訓」など、かげがえのないものを得ることができるだろう。

 

小学、中学、高校の日本史や世界史をはじめとする社会の授業。それはそれぞれの時代を生きた人々の風俗を知る授業でもある。屏風に書かれた人々の生活、西洋画が表す人々の生活。見ているとおもしろく、背景まで探るとさらに面白い。

都市を創りたい人間にとっては、なおさら興味深い。

 

鬼嫁の皆様。どうか「風俗を見に行ってきた」と仰る旦那様を直ちにしばき倒さないでほしい。もしかしたら、彼は「美術館や歴史資料館などを見に行ってきた」ことを指しているかもしれないのだから・・・いや、それはないか笑

 

居酒屋・バー・カフェ・普通の飲食店も法律上は風俗営業

話を戻そう。風俗はその時代の人々の生活のありさまを表す言葉であるが、一方で時代が進み今ではアダルトな表現が一般的になってしまった。

さて嫁さんの中にはこのような方もいらっしゃることだろう。

 

うちの夫が風俗に行って帰ってきません!!泣

 

さて普通の人ならこう感じるだろう。

「うわ、やってんなぁ・・・旦那さんよぉ・・・。嫁さんがかわいそう」

人々の頭には、おそらくキャバクラやソープランドといった過激なところに夫が入り浸り、ホテルでデリヘルを呼びつける姿が思い浮かぶかもしれない。・・・?そう考えたら当該旦那さんはとんでもない猛者だな・・・いやいや、そんな話ではない!!

 

しかしひねくれ者の私は彼女の相談を聞くや否や、こう質問するだろう。

あなた、何かこころあたりありませんか?例えば、常連で旦那さんが普段通う居酒屋とか、バーとか、喫茶店とか。

というか、あなたもスイパラとか松屋とかバーとか24時間の喫茶店とか、常連の飲食店ありますよね?立派に風俗に通っているじゃありませぬか笑

当該嫁「・・・は?」

 

風俗営業法2条1号を見て欲しい。関連条文は本稿の最後にまとめて記載した。

風営法ともよばれるこの条文には、茶店をはじめとする飲食店が含まれているのだ!!

そう、いかがわしいものが一切ない正真正銘ただの飲食店も風営法の取締の対象、すなわち風俗営業にあたるのだ!!

 

ファミレスなどの本当に普通の飲食店であっても、実は法律上は「風俗営業店」にあたる。

そしてこれらが深夜の18歳未満の来店を禁止しているのも、風営法にひっかかるためである。

「風俗行ってきた」「どこ?」「松屋。」といっても、不自然ではない。

というか、私は安くておいしい松屋の常連なのだが。笑

牛めしの頭盛は特においしいぞ!!いかん、話がそれた・・・。

 

つまり、風俗という言葉がいかがわしい店に行くことというイメージが先行したのか知らないが、本来の意味を超越してマイナスイメージがついてしまったので、普通の飲食店であっても実は風俗店だといえるのだよ、ということに皆は気がつかない!!

 

さあ世の中の旦那さん!!このことを知ればもう怖がることはありません。愛しい鬼嫁にきちんと反論してあげましょう!!www

 

大衆の考える風俗→特殊営業系風俗

では、皆様の考える風俗とは、法律上はどのように書かれているのでしょうか。

風営法2条5項には、性風俗関連特殊営業と書かれている。

それが、鬼嫁らが般若になるべくしてなる、「風俗に行け!!そして家に戻ってくんな!!」というやつである。

そしてその定義は条文6~10項でさだめられ、そこに皆様が想像する「ソープ」だの「箱ヘル」だの、「デリヘル」だの、「ピンサロ」「セクキャバ」だのに繋がるのだ。

ちなみに、福岡以外では聞き慣れない言葉かもしれないが、「トクヨク」と呼ばれる店は性風俗関連特殊営業の中の浴場型ということで特殊浴場、すなわちトクヨクとなったのであって、れっきとした性風俗店である。

 

以上のことから、皆様の考える風俗とは、法律上に存在する特殊営業系の風俗のことをさし、時代に応じた人々のありのままの生活などを表した健全な言葉としての風俗はあまり知られなくなってしまったのだ。

なぜ風俗という言葉がいかがわしい意味まで持ってしまったかは、詳細が分かり次第記事として書いていきたいと思う。が、そのときは「ヘルス」という言葉についても言及しよう。「メンタルヘルス」「ヘルスケア」「ヘルスマネジメント」「hhc」などと言えば健全なのに、なぜ「ヘルス」単体になるとすぐいかがわしい雰囲気になるのか、おかしいだろ!!という訳でこの背景についても後に検討したいからだ。笑

 

 

まとめ

以上のことから、風俗の本来の意味は、それぞれの時代における人々のありのままの生活についてを指しており、世間一般のいう「いかがわしいもの」の類いをさすのは、ごく限られているものであることが分かった。

しかも驚いたのが、本当に正真正銘のただの飲食店であっても、法律上の風俗店であることだったこと。家族そろって行くファミレスも、普段お世話になっている松屋もをはじめとする、どこにでもある飲食店も取締の対象となることであったことだ。

このように、風俗はもともと健全な由来をもつ、ちゃんとした言葉なのである。

 

ただし、もともと健全な由来だったはずの風俗が、なぜ現代ではいかがわしい言葉として広く知れ渡っているのか。それを解き明かすのは今後の課題としたい。

 

ちなみに、wikipediaには風俗営業に関する営業時間(営業開始時刻 - 午前0時または1時まで。ただし午前0時または1時 - 午前6時までの深夜時間は都道府県により異なる)における酒類提供飲食店営業の許可を受けた店を除く。営業場所(住宅地や学校、病院)付近の営業を禁止し、青少年(18歳未満)の立ち入りを規制することにより、風俗業務の適正化を図ることを目的としている。」と書かれてあるが、これに関して私は疑問を投げかけたい。

なぜなら、これが真ならば、東京の吉原はソープか住宅地のどちらかが壊滅するからだ。これではソープランドの目の前を小学生が集団で通学し、ちょっと歩いただけでごく普通のマンションが建ち並んでいる吉原の姿を説明できないことになる。

注意されたし。

 

補足:客引きには注意

夜の繁華街に行くとポケモンの草むらの野生ポケモンや、ドラクエでいうスライムとかの通常モンスター並に必ず現れるのが、「客引き」「キャッチ」という存在。

遭遇場所は、路上。

京都の繁華街である河原町を夜に歩くと、だいたい1人以上の客引きが声をかけてきます。スーツ姿の男性か、どこか雰囲気が違う女性がだいたい客引きとしています。

福岡の中州や東京の五反田、銀座もそんな感じ。ただし中州の客引きは若干怖いです・・・。

秋葉原ではメイドが、北海道すすきのだと露出度の高いバニーガールが、東京では六本木だと高級感はあるがどこか様子がおかしい女性(ルックスのレベルが高いのでむしろわかりやすい)が、歌舞伎町は・・・お察しください。

とにかく変なやつも客引きにいます。上記の客引きは実際に私が遭遇した経験からこのような人物がいる、と書いております。

 

(ぶっちゃけ、性的な風俗店の客引きよりも、健全そうに見える居酒屋やバーなどのほうが圧倒的に多いような気がする・・・。つまり、男性に限らず女性も要注意。)

 

さて、彼らに遭遇したらどうするか?

答えは、「にげる」一択。単に逃げるとさすがに失礼なので、「相手にしない」のが一番でしょう。

まず、客引きやキャッチは、風俗営業法22条1項で禁止されています。(該当条文は最下部に書いておきます。)

つまり、違法です。

さらに、客引きの激しい地域は特にそうですが、地方自治体の迷惑防止条例などで取締の対象となっています。

たとえ客引きした店が本当に良いサービスで、それによって常連になるかどうかは人の勝手でしょうが、違法行為が摘発されて店舗が潰れても常連の店がなくなったとして同情する余地はないでしょう。

 

待ち合わせ場所としては明らかに不自然な場所にいる

必要以上にあたりを見回している

一般人がトランシーバーを携帯しているw

美人なのになぜかよそよそしい

 

など、何か一つでも「ちょっとまてぇい!!」と、つっこめる点がある人をみかけたら、目を合わせない・遭遇しても「間に合ってます」と相手にしない。

これが大切ではないかと思います。

 

続く

関連法令

風俗営業

1条 この法律は、善良の風俗と清浄な風俗環境を保持し、及び少年の健全な育成に障害を及ぼす行為を防止するため、風俗営業及び性風俗関連特殊営業等について、営業時間、営業区域等を制限し、及び年少者をこれらの営業所に立ち入らせること等を規制するとともに、風俗営業の健全化に資するため、その業務の適正化を促進する等の措置を講ずることを目的とする

 

2条 この法律において「風俗営業」とは、次の各号のいずれかに該当する営業をいう。


1号 キヤバレー、待合、料理店、カフエーその他設備を設けて客の接待をして客に遊興又は飲食をさせる営業


2号 喫茶店、バーその他設備を設けて客に飲食をさせる営業で、国家公安委員会規則で定めるところにより計つた営業所内の照度を十ルクス以下として営むもの(前号に該当する営業として営むものを除く。)

 

3号 喫茶店、バーその他設備を設けて客に飲食をさせる営業で、他から見通すことが困難であり、かつ、その広さが五平方メートル以下である客席を設けて営むもの


4号 まあじやん屋、ぱちんこ屋その他設備を設けて客に射幸心をそそるおそれのある遊技をさせる営業


5号 スロットマシン、テレビゲーム機その他の遊技設備で本来の用途以外の用途として射幸心をそそるおそれのある遊技に用いることができるもの(国家公安委員会規則で定めるものに限る。)を備える店舗その他これに類する区画された施設(旅館業その他の営業の用に供し、又はこれに随伴する施設で政令で定めるものを除く。)において当該遊技設備により客に遊技をさせる営業(前号に該当する営業を除く。)

3項 この法律において「接待」とは、歓楽的雰囲気を醸し出す方法により客をもてなすことをいう。


4項 この法律において「接待飲食等営業」とは、第一項第一号から第三号までのいずれかに該当する営業をいう。


5項 この法律において「性風俗関連特殊営業」とは、店舗型性風俗特殊営業、無店舗型性風俗特殊営業、映像送信型性風俗特殊営業、店舗型電話異性紹介営業及び無店舗型電話異性紹介営業をいう。


6項 この法律において「店舗型性風俗特殊営業」とは、次の各号のいずれかに該当する営業をいう。

 

1号 浴場業(公衆浴場法(昭和二十三年法律第百三十九号)第一条第一項に規定する公衆浴場を業として経営することをいう。)の施設として個室を設け、当該個室において異性の客に接触する役務を提供する営業


2号 個室を設け、当該個室において異性の客の性的好奇心に応じてその客に接触する役務を提供する営業(前号に該当する営業を除く。)


3号 専ら、性的好奇心をそそるため衣服を脱いだ人の姿態を見せる興行その他の善良の風俗又は少年の健全な育成に与える影響が著しい興行の用に供する興行場(興行場法(昭和二十三年法律第百三十七号)第一条第一項に規定するものをいう。)として政令で定めるものを経営する営業


4号 専ら異性を同伴する客の宿泊(休憩を含む。以下この条において同じ。)の用に供する政令で定める施設(政令で定める構造又は設備を有する個室を設けるものに限る。)を設け、当該施設を当該宿泊に利用させる営業


5号 店舗を設けて、専ら、性的好奇心をそそる写真、ビデオテープその他の物品で政令で定めるものを販売し、又は貸し付ける営業


6号 前各号に掲げるもののほか、店舗を設けて営む性風俗に関する営業で、善良の風俗、清浄な風俗環境又は少年の健全な育成に与える影響が著しい営業として政令で定めるもの


7項 この法律において「無店舗型性風俗特殊営業」とは、次の各号のいずれかに該当する営業をいう。


1号 人の住居又は人の宿泊の用に供する施設において異性の客の性的好奇心に応じてその客に接触する役務を提供する営業で、当該役務を行う者を、その客の依頼を受けて派遣することにより営むもの


2号 電話その他の国家公安委員会規則で定める方法による客の依頼を受けて、専ら、前項第五号の政令で定める物品を販売し、又は貸し付ける営業で、当該物品を配達し、又は配達させることにより営むもの

 

8項 この法律において「映像送信型性風俗特殊営業」とは、専ら、性的好奇心をそそるため性的な行為を表す場面又は衣服を脱いだ人の姿態の映像を見せる営業で、電気通信設備を用いてその客に当該映像を伝達すること(放送又は有線放送に該当するものを除く。)により営むものをいう。


9項 この法律において「店舗型電話異性紹介営業」とは、店舗を設けて、専ら、面識のない異性との一時の性的好奇心を満たすための交際(会話を含む。次項において同じ。)を希望する者に対し、会話(伝言のやり取りを含むものとし、音声によるものに限る。以下同じ。)の機会を提供することにより異性を紹介する営業で、その一方の者からの電話による会話の申込みを電気通信設備を用いて当該店舗内に立ち入らせた他の一方の者に取り次ぐことによつて営むもの(その一方の者が当該営業に従事する者である場合におけるものを含む。)をいう。


10項 この法律において「無店舗型電話異性紹介営業」とは、専ら、面識のない異性との一時の性的好奇心を満たすための交際を希望する者に対し、会話の機会を提供することにより異性を紹介する営業で、その一方の者からの電話による会話の申込みを電気通信設備を用いて他の一方の者に取り次ぐことによつて営むもの(その一方の者が当該営業に従事する者である場合におけるものを含むものとし、前項に該当するものを除く。)をいう。


11項 この法律において「特定遊興飲食店営業」とは、ナイトクラブその他設備を設けて客に遊興をさせ、かつ、客に飲食をさせる営業(客に酒類を提供して営むものに限る。)で、午前六時後翌日の午前零時前の時間においてのみ営むもの以外のもの(風俗営業に該当するものを除く。)をいう。

13項 この法律において「接客業務受託営業」とは、専ら、次に掲げる営業を営む者から委託を受けて当該営業の営業所において客に接する業務の一部を行うこと(当該業務の一部に従事する者が委託を受けた者及び当該営業を営む者の指揮命令を受ける場合を含む。)を内容とする営業をいう。
1号 接待飲食等営業
2号 店舗型性風俗特殊営業
3号 特定遊興飲食店営業
4号 飲食店営業(設備を設けて客に飲食をさせる営業で食品衛生法(昭和二十二年法律第二百三十三号)第五十二条第一項の許可を受けて営むものをいい、前三号に掲げる営業に該当するものを除く。以下同じ。)のうち、バー、酒場その他客に酒類を提供して営む営業(営業の常態として、通常主食と認められる食事を提供して営むものを除く。以下「酒類提供飲食店営業」という。)で、午前六時から午後十時までの時間においてのみ営むもの以外のもの

 

22条 風俗営業を営む者は、次に掲げる行為をしてはならない。
1項 当該営業に関し客引きをすること。
2項 当該営業に関し客引きをするため、道路その他公共の場所で、人の身辺に立ちふさがり、又はつきまとうこと。