76話 ネタ切れ(プロキシーファイト)
うおお、ネタが切れた!!
助けてくれ~!!
そうだ。投資ファンドの話の中に、「プロキシーファイト」という用語があるが、なんだか面白そうだ。
私も将来ファンドを立ち上げたら、会社の価値を上げたい対象の企業に敵対的TOBをふっかけて、プロキシーファイト(委任状争奪戦)やりたいなあ。
プロキシーファイトとは、株主総会において自身の株主提案を通すために、他の株主の委任状を経営陣と争奪することをいうらしい。
ちなみに、敵対的買収を達成しようとしてプロキシーファイトを行い過ぎると、今度は「クラウンジュエル」という企業側の工作が行われるとのこと。
しかし、クラウンジュエルに関してはあくまで最終手段という意味合いが強いらしい。なぜなら、そもそもクラウンジュエルとは、買収されかかっている企業の資本や価値のある部門を第三者、それが分社化によるものでもいいが、それに移すということを指す。これをすると、買収対象の企業価値は低下するため、買収をかける側の買収意欲をそぐことができる、といわれているが、重要な事業の譲渡には株主総会の特別決議が、それが重要な財産なら取締役会の決議が必要だったり、場合によっては一歩間違えると特別背任罪が適用されたりするという、まさに企業にとっては諸刃の剣となる。
だから、他に手のうちようが無いが、最後のあがきとして(?)使うのがこの方法だ。
ああ、さっさとファンド立ち上げてプロキシーファイトやってみたいな。
たぶん経験したら「もうしたくない」というのだろうが。笑