アジサシの挑戦記

挑戦を諦めない崖っぷち学生のブログ。

28話 デザイン思考で無双できるか?序章

最近流行っている言葉にデザイン思考と言うものがある。ただこのデザイン思考と言う考え方がなかなか面白い。デザイン思考と聞くと、例えばデザイナーや、プログラマーなどが使うような思考方法ではないかと考えられてしまう。しかしこれを実際にビジネスとして取り入れようとする業界が、至るところで現れ始めたのだ。そしてこれは、就活の世界においても「デザイン思考テスト」と言う形で学生の目の前に立ちはだかる。

 

そこで私は、デザイン思考とはそもそも何なのかと言うのを学ぶために、2冊の本を用意した。それがこちらである。

 

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内容に入る前に、この2冊の本を読んだ感想から先に入ってしまうが、いずれもすぐ頭に入りやすい、わかりやすい内容だった。そして、デザイン思考と言う新しい思考を、明日からでもすぐに実践できるような内容だった。

 

私はデザイン思考を身に付けているのか

 

ここで出ました疑問符がっ!

 

そもそも私はデザイン思考についてちゃんと理解しているのか。デザイン思考とは何だろうか。

先程の2冊をもとに、まとめていきたいと思う。

 

デザイン思考とは、石川俊祐さんの本の文章(写真左)を拝借するならば、トップデザイナーたちが実践している思考法を抽出し、それを理論化し、それぞれの仕事に転用することによって、これまで誰も思い浮かばなかった、優れた答えを導き出すことであり、また、ティム・ブラウンさんの言葉を拝借するならば、着想(インスピレーション)、発案(アイディエーション)、実現(インプレメンテーション)の3つの空間行き来して探求していくことらしい。

 

これだけでは全くもって訳がわからない。が、少なくともこれまで一般的な(ここでは社会通念上サラリーマンと呼ばれる社員を要する企業を言おう)企業が重視してきたようなロジックやエビデンスと呼ばれる仕事の仕方、イノベーションの仕方などとは異なることはわかった。もしかしたら上記のやり方からデザイン思考にとって変わられるかもしれない。

 

もっとも、デザイン思考はベンチャー企業IT企業、美術系の方などにしか縁がない考え方だと思われやすいが、決してそうではない。ちなみに恥ずかしながら私は、デザイン思考と聞いてアーティストや建築士などが得意とする思考だと思い込んでいた。ましてや就活でデザイン思考力を求められるなんて思いもしなかった。このスキルを求めてくると言う事は、ビジネスにおいても必要とされるスキルだということだ。これからじっくりと学んでいきたいと思う。

続く。