第21話 決意
さて、私は決意しなければならないだろう。
大学院に進学するか、そのまま就職するか。
私は現在、二つの道を模索している。
それは、鉄道会社に学部卒で就職するルートと、大学院から鉄道会社に就職するルートの2つである。
さあさあ私はどうすればよいのだろうか。
といったところで、答えは他の方々にお伺いしても決着がつかない話なのだ。
なぜなら、学部卒で就職された方は当然、「働いて経験を積む方がいい」という。実際にとある企業では大学院で蓄えるべき知識は職場にて「いらん!」と人事から一蹴された。一方で、大学院に実際に進学された後に就職された方は見方が異なる。「社会で役にたつかどうかは社会でその知識をうまく引き出せるかどうかではないか?」と。
19話と20話で書いたように、私は大学院進学がしたい。というのも、法学だけのしょぼい知識(しょぼいというのは失礼ではあるが、それを承知の上で・・・)とかだと社会で全く役に立たん人間にしかならんだろう・・・。と考えたからだ。そして実際に(私が就活下手というのはおいといて・・・)文系の知識に理工学系の知識を備えた人材が就活で無双しているところや、コロナウイルスで内定取り消しを食らった学生の方、就職氷河期に大手に内定をいただいたと思われるエリートが窓際族となってリストラに追い込まれている姿などを目の当たりにすると、どうも今就職してはいけないような気がするのさ。
でもまだ就活をしていて落とされていない企業がまだわんさかある。自分でも把握仕切れないほど、1年以上就活を続けて企業を受けてきたのだから、すくなくとも現在エントリーしている企業の選考結果だけでも確定させたいところ。
※鉄道会社もしくはそれに関連するとある特定の業界に内定を頂いたときのみ無条件でそちらへ就職します。
こんなに思考がぶれぶれなんだから、いい加減自分の進路を定めろよ・・・って話ですが、なかなかうまくゆかぬ。
というわけで、私は、大学院に進学すべく、猛勉強を始めたのだった・・・。
学ぶべき科目は以下の通り。
・都市計画(都市計画学)
・都市住宅学
・都市解析
・都市交通計画(交通)
・地域計画
・憲法
・商法(会社法の分野のみ)
・財務・会計
・経営学
・科学技術論基礎
の10こ、に加えて、英語!!
英語!!
English!!!
うまくいくかな・・・。
最も志望度が高いのは都市工学系なので、いざとなれば経営学は切り捨てます。
それでは、きょうはこれにて。
英語をはやく何とかしなければ・・・。